Plutus Flow v1.0 早見表
OBV のダイバージェンスを見つけるための一枚ものの早見表
🎯 三つの層
| 層 | 見え方 | 目的 | 何を見るか |
|---|---|---|---|
| 1. OBV の線 | 主線 | 積み上げた出来高 | 上がれば蓄積、下がれば分配 |
| 2. トレンドリボン | 背景の色 | 出来高の趨勢 | 緑は上向き、赤は下向き |
| 3. ダイバージェンスの表示 | 文字の目印 | 反転のしるし | 「Bull Div」は上への反転、「Bear Div」は下への反転 |
📊 ダイバージェンスの種類
| 種類 | 値動き | OBV の動き | 意味 |
|---|---|---|---|
| 🟢 Bull Div | 安値は切り下げ | 安値は切り上げ | 売り圧力が弱まる → 上への反転の可能性 |
| 🔴 Bear Div | 高値は切り上げ | 高値は切り下げ | 買い圧力が弱まる → 下への反転の可能性 |
⚡ 手早い読み方
OBV の線の読み方
- OBV 上昇 + 価格上昇:健全な上昇。出来高が動きを裏づけている
- OBV 下落 + 価格下落:健全な下落。出来高が動きを裏づけている
- OBV 上昇 + 価格下落: BULL DIV。下げの裏で買い集めが進んでいる
- OBV 下落 + 価格上昇: BEAR DIV。上げの裏で売り抜けが進んでいる
リボンの読み方
- 緑のリボン:出来高の趨勢は上向き。買い手が主導している
- 赤のリボン:出来高の趨勢は下向き。売り手が主導している
- リボンの色が変わる:出来高の趨勢が転じ、モメンタムが移りつつある
🤝 相性のよい組み合わせ
Pentarch と組む
- Pentarch TD + Bull Div = サイクル前半で、出来高が裏づける
- Pentarch CAP + Bear Div = Climax の息切れに出来高の弱さが重なる
- Pentarch BDN + Bear Div = 下落の始まりを分配が裏づける
例:日足の安値での Pentarch TD + Bull Div = 強い反転の形
Janus Atlas と組む
- 日足・週足の安値での Bull Div = 水準に支えられた反転のしるし
- 日足・週足の高値での Bear Div = 水準に阻まれた反転のしるし
- OBV が Janus の水準へ向かって上がる = 支持線の近くで出来高が積み上がっている
Harmonic Oscillator と組む
- Bull Div + Harmonic STRONG BULL = ダイバージェンスとモメンタムが同じ向き
- Bear Div + Harmonic STRONG BEAR = ダイバージェンスとモメンタムの反転が重なる
- 緑のリボン + BULL のしるし = 出来高の趨勢とモメンタムが互いを裏づける
⚙️ 設定(五つだけ)
| 分類 | 設定 | 初期値 |
|---|---|---|
| SP: Calculation | HTF timeframe | 空欄 |
| SP: Calculation | HTF trend filter | 空欄 |
| SP: Divergence | Min price swing (x ATR14) | 0.0 |
| SP: Visuals | Show divergence labels | ON |
| SP: Visuals | Show extreme zone exits | ON |
たいていの人は初期設定のままで足ります。
⚠️ 使わないほうがよいとき
❌ 出来高の乏しい時間帯。薄いところでは OBV は当てにならない
❌ 寄り付きから5〜10分。出来高がまだ落ち着かない
❌ 出来高を装った銘柄。馴れ合い売買が OBV を歪める
❌ 大きな窓。OBV の計算が狂う
🔧 うまくいかないとき
「OBV の線がひどく暴れる」
→ その銘柄の出来高がむらだらけかもしれない
→ 上位の時間軸に移せば、しるしが澄む
「ダイバージェンスが出ない」
→ ダイバージェンスはめったに出ない。普通のこと
→ 価格と出来高の言い分が一致している。健全な趨勢
→ 設定で「Show divergence labels」が ON か確かめる
「ダイバージェンスは出たのに反転しない」
→ ダイバージェンスは弱さを示すだけで、反転を約束しない
→ Pentarch や Janus で裏を取る
→ 交差のしるし、緑か赤の点を待つ
📊 どの時間軸が向くか
| 時間軸 | 向き不向き | 備考 |
|---|---|---|
| 1m-5m | ⚠️ 雑音が多い | OBV が暴れる。HTF のフィルターを使う |
| 15m | ✅ 良い | デイトレード向き。しるしが明快 |
| 1H | ⭐ 最良 | デイ・スイング向き。ダイバージェンスが明快 |
| 4H | ⭐ 最良 | スイング向き。質のよいダイバージェンス |
| 日足 | ✅ とても良い | ポジション向き。ダイバージェンスがいちばん頼りになる |
| 週足 | ✅ とても良い | 長期向き。数は少ないが重い |
🎯 ダイバージェンスを生かすために
- ダイバージェンスは早めの警告 — その場での反転ではない
- ほかのインジケーターと合わせる — ダイバージェンス + Pentarch TD = 強い形
- リボンを見る — 緑や赤の背景が出来高の趨勢を示す
- OBV の趨勢は価格より重い — 出来高が価格に先行し、OBV はその下の流れを映す
- 辛抱が要る — ダイバージェンスは何日も何週間も続くことがある
📖 押さえておく言葉
OBV(On-Balance Volume):出来高を積み上げ、買い圧力と売り圧力を突き合わせるインジケーター
ダイバージェンス:価格と OBV が逆を向くこと。反転の早いしるし
トレンドリボン:緑は OBV が 20 期間の SMA より上(上向き)、赤は OBV が 20 期間の SMA より下(下向き)
交差のしるし:緑の点は OBV が基準線を上に抜けたとき、赤の点は OBV が下に抜けたとき
極端な帯:白い点は ±2σ の帯に入ったとき、黄色い点は出たとき。動くのはこちら
このページを印刷して手元に置いてください | 最終更新:2025年1月
教育目的のみ。トレードには重大な損失リスクが伴います。金融助言ではありません。過去の実績は将来の結果を保証するものではありません。