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多くの人は画面が埋まるまでインジケーターを積み重ね、それが全部同じ方向を指したときに裏づけが取れたと考えます。
それが5つの意見の一致であることもあります。5つの衣装を着た1つの意見であることもあり、その場合は1つの根拠を5回数えて自分をポジションに納得させただけです。
どちらなのかを見分ける方法があり、表計算ソフトで二十分ほどで済みます。
「よく一致する」では何も証明できない理由
トレンドの出ている相場ではほとんど何もかもが一致します。トレンドがあるからです。それは相場が語っているのであって、インジケーターが互いを裏づけているのではありません。
ですから、一致率そのものだけでは役に立ちません。必要なのは、偶然ならどれくらい一致していたはずかを基準にして測った一致です。
3つの数字
各インジケーターを1本のバーにつき1つの値、強気か弱気かに落とします。インジケーターごとに1フィールド、一度決めたらどこでもそれを使います。これは見た目以上に重要で、あとで戻ってきます。
観測された一致。2つのインジケーターが同じ方向を指したバーの割合です。
偶然による一致。A が36%の期間で強気、B が50%で強気なら、両者にまったく関係がなくてもおよそ18%のバーで両方が強気、32%で両方が弱気となり、運だけで約50%の期間一致します。
その差。観測値から偶然分を引き、0が運と同等、1が完全に同一となるように尺度を合わせたものです。これがコーエンのカッパです。数十年前からある指標で、どんな表計算ソフトでも計算できます。
BTCUSD で実際に計算する
5つのツール、日足、2025年11月から2026年9月までの300本。それぞれ方向を表すフィールドを1つずつ、結果を一切見る前に固定しました。この5つは合わせて168個の名前付き出力を公開しているので、どのフィールドを選ぶかは形式的な手続きではなく本物の判断です。
| ペア | 一致 | 偶然 | カッパ | 95%区間 |
|---|---|---|---|---|
| Pentarch / OmniDeck | 86.3% | 53.5% | 0.705 | +0.42 から +0.87 |
| Plutus Flow / Volume Oracle | 83.6% | 50.3% | 0.670 | +0.47 から +0.81 |
| Volume Oracle / OmniDeck | 78.8% | 53.4% | 0.546 | +0.25 から +0.72 |
| Pentarch / Volume Oracle | 75.9% | 52.0% | 0.498 | +0.20 から +0.68 |
| Plutus Flow / OmniDeck | 74.7% | 52.1% | 0.471 | +0.21 から +0.63 |
| Pentarch / Plutus Flow | 67.6% | 49.7% | 0.356 | +0.03 から +0.61 |
| Harmonic / Volume Oracle | 65.9% | 49.9% | 0.319 | +0.22 から +0.46 |
| Harmonic / Plutus Flow | 63.4% | 50.0% | 0.269 | +0.17 から +0.39 |
| Harmonic / OmniDeck | 54.1% | 49.9% | 0.084 | −0.03 から +0.21 |
| Pentarch / Harmonic | 50.0% | 49.7% | 0.005 | −0.12 から +0.16 |
Pentarch と Harmonic Oscillator は、偶然が予測するとおりの割合のバーでちょうど一致しました。区間はゼロをまたぎ、プラスマイナス0.17の外には一度も出ていません。この2つは本当に別の情報を運んでいます。
反対の端では、Pentarch と OmniDeck は偶然が54%と予測する場面で86%のバーが一致しました。この銘柄、この期間では、Pentarch がすでに述べていないことを最も語らなかったのが OmniDeck でした。Plutus Flow と Volume Oracle も似た結果です。
1つのペアは見事に独立、2つのペアは疑問を持つには十分なほど重なっています。最初の1行だけを出していたら、この記事が反対しているまさにその行為をしていたことになります。
独立したペアが独立している理由
300本のバーの中で、各ツールが何回考えを変えたかを数えます。
| ツール | 方向の転換回数 |
|---|---|
| Harmonic Oscillator | 67 |
| Plutus Flow | 27 |
| Volume Oracle | 24 |
| OmniDeck | 9 |
| Pentarch | 8 |
Harmonic は67回方向を変えました。Pentarch は8回です。
片方は遅いレジーム判断、もう片方は速いモメンタムの一票です。動く時計が違うから独立しているのであって、チャートに何を載せるかを選ぶときに探すべきものはそこにあります。インジケーターの数ではありません。違う周波数で動くインジケーターです。
どちらも「トレンドは上か」に答える2つのツールは、描き方がどれほど違っても重なります。
危うく引っかかった落とし穴
「強気か弱気か」を表すフィールドをどれ1つ選ぶかで答えは完全に変わり、しかも自分に都合のよいものを気づかないまま選ぶのはとても簡単です。
この記事の準備中、同じ先行と遅行の問いを、異なるけれど同じくらい筋の通ったフィールドで3回測ったところ、3つの異なる答えが出ました。票数は1つのことを言い、クロスのアラートは別のことを言い、レジームのフラグは3つ目のことを言いました。
インジケーターごとにフィールドを1つ選んでください。どれを選んだか書き留めてください。どこでもそれを使ってください。変えたなら表を全部やり直してください。
サンプルは見た目より小さい
300本のバーは300個の独立した観測ではありません。Pentarch は8回しか考えを変えていないので、その行のほとんどは同じ判断の繰り返しです。
上のどの区間も、それを踏まえて20本単位のブロックで再標本化するブロックブートストラップから出しています。独立したペアがマイナス0.12からプラス0.16の範囲に収まる理由も、Pentarch 対 Plutus Flow が +0.03 から +0.61 の区間を伴う0.356で、発見と呼ぶにはほど遠い理由も、そこにあります。
その2つ目の区間こそ正直な出力です。区間のない数字1つなら、はるかに説得力があるように見え、伝える中身はかなり少なかったはずです。
答えをどう使うか
ご自分のチャートで実行してください。各インジケーターを方向を表すフィールド1つに落とし、一致を数え、偶然と比べます。
0.8 近くまで上がったペアがあれば、同じものを2つ抱えています。よく理解しているほうを残し、もう片方は画面から外してください。2つ目は裏づけているのではなく、こだましているだけです。
0 に近いペアは両方残してください。そちらは仕事をしています。
そしてこれが測っていないことが1つあります。カッパは2つのインジケーターが違うことを言っているかどうかを教えてくれます。どちらかが正しいかどうかについては何も言いません。完全に独立した2つのインジケーターが、1週間ずっと同時に外れていることもあります。
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過去のチャートの動きと、その測定を事後に記述したものです。ここに書かれたことは推奨でも将来の結果を示すものでもありません。