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Signal Pilot

OmniDeck - チャート全体をまとめる一枚のオーバーレイ

すべてを一つにまとめた分析システム。10の専門的な道具を、最適化された一つのインジケーターに収めています。

👋

テクニカル分析ははじめてですか。ここから始めましょう

ひとことで言うと: OmniDeckは、10の分析システムが同時にあなたのチャートを見ているようなものです。10個の別々のインジケーターを重ねてチャートを散らかす代わりに、OmniDeckはその10をすべて一つのすっきりした表示にまとめます。

「10のシステム」に身構えないでください10すべてを一度に理解したり使ったりする必要はありません。十徳ナイフのようなものだと考えてください。道具は多くても、始まりは基本からです。

初心者の出発点(最初の2週間):

まずはこの4つのシステムだけをオンにしてください:

  1. Exhaustion Counter:反転の可能性を示す数字(1-9)を表示します
  2. Squeeze Detector:ボラティリティが縮むあいだは点、抜けたときは矢印
  3. 移動平均(EMA Trio):価格の向きを示します(上昇か下降か)
  4. Regime Box:背景の色が相場の気分を表します(緑は上昇、赤は下降)

残りはどうするか。今はオフのままで結構です。学ぶにつれて足していけます。

チャートに何が出るか:

  • 数字(1-9)反転の可能性に向けて数える(Exhaustion Counter)
  • 点と矢印圧縮とブレイクアウトを示す(Squeeze Detector)
  • 色つきの線トレンドの向きを示す(EMA Trio)
  • 背景の色相場の気分を示す(Regime Box)

まずは上の4つのシステムから。必要だと感じたぶんだけ、少しずつ足していってください。

🎓 10のシステムとは何か(もう一歩踏み込みたい方へ)

OmniDeckには次の10の分析システムが入っています:

  1. Exhaustion Counter:価格の行き詰まりを数える(Pentarchと同じように)
  2. Squeeze Detector:ボラティリティが弾けそうな場面を見つける
  3. Liquidity Sweeps:ストップ狩りの形を捉える
  4. EMA Trio:トレンドの向きを示す三本の移動平均
  5. SuperTrend:トレンドに寄り添う可変のリボン
  6. BMSB:サポートバンドの分析
  7. Regime Box:相場の気分を分ける(上昇・下降・中立)
  8. 売りと買いの帯:注文が積み重なる価格帯
  9. Candlestick Patterns:16種類の形を自動で検出
  10. Meta Tools:すべてのシステムをまとめ、重なりを防ぐ

ただし覚えておいてください: OmniDeckから益を得るのに10すべてを使いこなす必要はありません。単純に始めて、少しずつ深めてください。

💡 現場から OmniDeckは中級以上の利用者に向けて作られていますが、初心者でも上の四つのシステムから始めればうまく使えます。「10のシステム」に気後れしないでください。分かるものを使い、残りは準備ができるまで置いておけばよいのです。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。SuperTrend の階段線、三本の移動平均、供給の帯が引かれ、ほかには何もありません。
四つの仕組みを入れた状態です。チャート上のどの線もそのどれかに属しており、だから一目で読めます。
🎓 無料のレッスンでこの指標を学べます。 レッスン:複数の時間軸を使いこなす

🎯 何をする指標かはじめての方にも

📊

4つの層に収めた10のシステム

OmniDeckは複数の検出システムを一つの枠組みにまとめています:

L1:トレンドEMA Trio · SuperTrend · BMSB
L2:パターンExhaustion Counter · Squeeze · Candlesticks
L3:ゾーンRegime Box · Supply/Demand · Liquidity
L4:メタ合流パネル · アラートの調整
📊

十のシステム

1. Exhaustion Counter → 2. Squeeze → 3. Liquidity → 4. EMA Trio → 5. SuperTrend →
6. BMSB → 7. Regime Box → 8. Supply/Demand → 9. Candlesticks → 10. Meta Tools

対応する時間足:すべての時間軸で動きます。有効にしたシステムはすべて一つのチャートに出ます。

覚えておくこと:10のシステムを全部オンにできるからといって、そうすべきだということにはなりません。詰め込みすぎたチャートは判断を止めます。シグナルが多すぎれば、明快さではなく混乱が生まれます。うまくやっている人はたいてい3つから5つに絞り、自分のやり方に合うものを選んでいます。

同じ三か月の BTCUSDT.P チャートに、すべての仕組みを入れたもの。移動平均の帯、スクイーズの雲、消耗カウンターの数字、流動性の刈り取りの印、構造のラベルが加わっています。
そして十すべてを同時に。中身はどれも本物ですが、何一つ目立たなくなるのが問題で、だからこそ一つずつ入れていくべきだという話になります。

⚙️ 設定はじめての方にも

システムの選び方の例(学ぶための出発点、10のうち4つ):

まずこれらのシステムを有効にしてください:

  • ✓ Exhaustion Counter(行き詰まりのシグナル)
  • ✓ Squeeze Detector(ブレイクアウトの矢印)
  • ✓ EMA Trio(トレンドの文脈)
  • ✓ Regime Box(方向の絞り込み)

残りのシステムは少しずつ有効にできます。

段階を追った学習の道すじ

第1〜2週:土台(4つのシステム)

  • Exhaustion Counterのシグナルの読み方を覚える
  • Squeezeのブレイクアウトの仕組みを理解する
  • EMAでトレンドを見分けられるようになる
  • 方向の文脈にRegime Boxを使う

第3〜4週:積み増し(2〜3つ足す)

  • BMSBを足す(サポートバンド)
  • SuperTrendを足す(トレンドの裏づけ)
  • Liquidity Sweepsを足す(ストップ狩りの検出)

2か月目から:自分向けに(選んで足す)

  • ゾーンを軸に見るならSupply/Demand Zonesを足す
  • 形を重んじるならCandlestick Patternsを足す

マスター設定(チャートの重ね描き)

最初の項目は次の設定グループ Main にあり、3つの値から選ぶもので、スイッチではありません。その下にある14個の個別スイッチを読むかどうかを決めます。

設定 動作
All On 個別スイッチが何であっても、チャート上の重ね描きをすべて描きます。
All Off チャート上の重ね描きをすべて隠します。カウント、SuperTrend、各 EMA、ゾーン、スイープ、パターン、レジームの背景です。
Manual 既定値。下の14個のスイッチがそれぞれ自分で決めます。
💡 最小構成のこつ

合流パネルには専用のスイッチが Confluence Panel にあり、マスター設定は届きません。マスターを All Off にしたままそのパネルを残せば、スコアだけが出て、チャートには何も描かれません。

システムのスイッチ

システム オン/オフ アラートあり
Exhaustion Counter ✓ ✓
Squeeze ✓ ✓
Liquidity Sweeps ✓ ✓
EMA Trio ✓ クロスのアラート
SuperTrend ✓ 反転のアラート
BMSB ✓ タッチのアラート
Regime Box ✓ 変化のアラート
S/D Zones ✓ ブレイクのアラート
Candlestick Patterns ✓ ✓
Meta Tools 常時オン -

初期設定

Main グループには14個のスイッチがあります。6つが最初からオンです。

既定でオン(6):

スイッチ 内容
Exhaustion Counter (8/9)連続したカウント
SuperTrend相場に合わせて動くトレンドの帯
EMA 503本の移動平均のうちの1本。それぞれに専用のスイッチがあります
EMA 1003本のうち2本目
EMA 2003本のうち3本目
Regime Background色の付いたチャート背景

初期状態でオフ(8つ):

スイッチ 内容
Squeeze Cloud圧縮が続くあいだ描かれる雲
Squeeze Break Arrows解放時の矢印
Bull Market Support Band20 SMA と 21 EMA
Supply/Demand Zones効いてくる価格帯
Liquidity Sweepsストップ狩りを見つけます
Candlestick Patterns16のRCSパターンのライブラリ
EMA Cross Events (GC/DC)ゴールデンクロスとデッドクロスの印
Caution/Danger Markers警告の印

コンフルエンスのパネルは独自の設定グループにあり、既定でオンです。スクイーズは2つの半分が別々のスイッチになっている唯一のシステムで、雲をオンにしても矢印はオンになりません。

各スイッチは独立しているので、扱う範囲は1システムずつ広げられます。

色の設定(機能ごとにまとめたもの)

OmniDeckは分析上の役割ごとにまとめた9つの色を使っており、関わりのあるシグナルがひと目で分かるようになっています:

分類 色 それを使うシステム 根拠
📈📉 トレンド 上昇/下降 SuperTrend、レジームの背景 読み取った向きにチャートを塗る二つのシステム
🔄 行き詰まり 上昇/下降 Exhaustion Counter, Candlestick Patterns, Liquidity Sweeps 反転しうる地点を示すシステム
🟥🟩 構造 供給/需要 S/D Zones 構造のシステム:供給はレジスタンスの候補、需要はサポートの候補
🔮 Squeeze 一色のみ スクイーズ検出の雲 ボラティリティのシステム:KCの内側でのBBの圧縮
⚠️ 警告 一色のみ 注意と危険の目印 勢いが尽きかけていることを知らせる目印
⚪ 中立 一色のみ EMAの線(50/100/200)、BMSBのバンド、パネルの背景 方向を持たない構造の要素で、価格の形と基準となる水準を示すもの
💡

色をまとめている理由

OmniDeckは色を、単に強気か弱気かではなく、分析上の役割ごとにまとめています:

  • トレンドのシステム(SuperTrend、Regime Box)は強気と弱気の色を共有します。読み取った向きにチャートを塗るためです
  • 行き詰まりのシステム(EC、パターン、スイープ)は同じ色を共有します。いずれも反転しうる地点を示すからです
  • 構造のシステム(S/Dゾーン)は独自の色を持ちます。レジスタンスが赤、サポートが緑というのは直感に合います
  • EMAの線とBMSBのバンドは中立の色になります。方向の判断ではなく、基準となる線だからです

複数のシグナルが同じ色の系統で出れば、それらがつながっていることがすぐ分かります。ターコイズの9、ターコイズのハンマー、ターコイズの💧スイープは、互いを支え合う三つの行き詰まりシグナルです。

OmniDeck の設定画面の Inputs タブ。MASTER の選択が Manual になっており、その下に Exhaustion Counter、SuperTrend、EMA 50、EMA 100、EMA 200、Regime Background、Squeeze Cloud、Squeeze Break Arrows、Bull Market Support Band、Supply/Demand Zones、Liquidity Sweeps、Candlestick Patterns、EMA Cross Events、Caution/Danger Markers のチェック欄が並んでいます。
仕組みごとにチェック欄が一つ。上の MASTER はあらかじめ用意した組み合わせと Manual を切り替えるもので、この個別のチェック欄を手元に残すのが Manual です。

📊 数字で追う例:四つのシステムがそろう場面

(きりのよい数字を使った説明用の図で、実在の期間の記録ではありません。学習用です。投資助言ではありません。)

有効にしたシステム:

  • Exhaustion Counter, Squeeze Detector, EMA Trio, Regime Box, Supply/Demand Zones

足を追って何が起きるか:

足 価格 システムが示すもの その読み方
1本目 60,000ドル Regime Boxが赤 背景は弱気を示しているので、傾きは下向き
6本目 58,000ドル Exhaustion Counterが緑の9を出す 9本ぶんの下げ。下落は尽きかけているかもしれない
8本目 57,500ドル 価格が A 等級の需要ゾーンに到達する カウントが何もない空間ではなく構造の上で終わる
12本目 58,500ドル Squeeze Detectorがターコイズの▲を出す 圧縮が上に抜ける
16本目 60,000ドル Regime Boxが緑に変わる 背景がこの動きに同意する
24本目 62,000ドル 動きが続く 8本目の安値より4,500ドル上

これを合流にしているもの:

  • 緑の9が行き詰まりを示し、需要ゾーンがそれの起きる場所を与え、スクイーズの矢印がその時機を与えている
  • レジームの反転は動きの前ではなく後に来る。予測ではなく確認である
  • 有効にした五つのうち四つが、同じ水準で同じ向きを示した

計算:8本目の57,500ドルから24本目の62,000ドルまでで4,500ドル、安値の7.8%にあたります。

これはシステム同士の一致がどう見えるかを示すものです。その一致のあとどれくらいの頻度で動きが続くかを述べたものではありません。


🔢 10のシステムを一つずつ中級

システム1:Exhaustion Counter

画面上:

  • 足の下に1から9の緑の数字(下落の行き詰まり)
  • 足の上に1から9の赤の数字(上昇の行き詰まり)

仕組みはこうだ:

  • 同じ方向に続く終値を数えます
  • カウント9で行き詰まりの状態が示されます
  • 方向が変わるとカウンターはゼロに戻ります

シグナルの読み方:

  • 緑の9=長く続いた下げ、上への反転がありうる
  • 赤の9=長く続いた上げ、下への反転がありうる

例:価格が9本のあいだ下げ、100ドルで緑の9が出る → 売られすぎによる行き詰まりを検出。


システム2:Squeeze、ブレイクアウトの検出

画面上:

  • 足の上の赤い点=ボラティリティの圧縮
  • ターコイズの▲矢印=上へのブレイクアウト
  • 赤の▼矢印=下へのブレイクアウト

仕組みはこうだ:

  • ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルを見比べます
  • 赤い点=バンドがチャネルの内側(スクイーズが形成中)
  • バンドが広がると矢印が出ます(ブレイクアウト)

シグナルの読み方:

  • 赤い点が複数(3〜5個以上)=より大きな動きの可能性
  • ターコイズの▲矢印=上へのブレイクアウトの向き
  • 赤の▼矢印=下へのブレイクアウトの向き

例:赤い点が5つたまり、102ドルでターコイズの▲矢印が出る → 上へのブレイクアウトを検出。


システム3:Liquidity Sweeps、ストップ狩り

画面上:

  • 💧 水滴(足の下)=Bull Sweep。下の流動性が取られ、上への反転が見込まれる
  • 🩸 血の滴(足の上)=Bear Sweep。上の流動性が取られ、下への反転が見込まれる

見た目はすっきり。絵文字の目印だけを、ATRに基づくわずかな間隔をあけて置きます(足と重なりません)。

仕組みはこうだ:

  • 直近12本をさかのぼって最近の高値と安値を探します
  • 価格が水準を抜けたあと内側に戻って引けたときに出ます
  • 足の値幅の55%以上の拒否のヒゲを求めます(弱いシグナルは除かれます)
  • 描き直しなし(確定した足のみ)

読み方:

  • 💧 Bull Sweep → 上への反転の示唆(下でのストップ狩りが済んだ)
  • 🩸 Bear Sweep → 下への反転の示唆(上での偽のブレイクアウト)

例:価格が98ドルまで下げ(💧が出る)、すぐ102ドルまで戻る → ストップ狩りの形を検出。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。安値の下に小さなしずくの印が三つ、高値の上に一つ出ています。
刈り取りの印は、刈り取った端にそのまま残ります。安値の下か高値の上です。水準が取られたことを記録するもので、その後どうなったかは示しません。

システム4:EMA Trio、移動平均

画面上:

  • 三本の線:EMA 50(速い)、EMA 100(中間)、EMA 200(遅い)

出るシグナル:

  • GC(Golden Cross)=速い線が遅い線を上抜く(強気)
  • DC(Death Cross)=速い線が遅い線を下抜く(弱気)
  • PB(Pullback)=価格がEMAに触れて戻る

シグナルの読み方:

  • 価格がすべてのEMAより上=上昇の形
  • 価格がすべてのEMAより下=下降の形
  • EMAが並ぶ(50>100>200)=強いトレンド

例:価格が3本のEMAすべてより上で50>100>200 → 上昇トレンドの形。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。長さの違う移動平均が三本あり、もみ合いのあいだは絡み合い、上げで離れていきます。
三本の長さはもみ合いのほとんどを絡み合って過ごし、8 月末の上げでようやく離れます。交差ではなく、その離れ方こそがこの組を読む理由です。

システム5:SuperTrend、トレンドのリボン

画面上:

  • 緑のリボン=上昇トレンドと判定
  • 赤のリボン=下降トレンドと判定

仕組みはこうだ:

  • ATRに基づくトレンド追随のシステム
  • リボンの色が今のトレンドの向きを示します

シグナルの読み方:

  • 緑のリボン=上昇トレンドの状態
  • 赤のリボン=下降トレンドの状態
  • リボンが反転=トレンド転換の示唆

例:緑のリボンとカウンターの緑の9=上昇のなかの売られすぎ(サポートでの合流がありうる)。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。SuperTrend の階段線がもみ合いのあいだは価格の上に赤で引かれ、上げで価格の下に青緑で移ります。
SuperTrend の線は、自分が宣言するトレンドから見て価格の反対側に置かれ、曲線ではなく階段で進みます。8 月末の切り替わりはローソク一本の出来事です。

システム6:BMSB、Bull Market Support Band

画面上:

  • 近い二本の線:SMA 20とEMA 21

仕組みはこうだ:

  • 上昇局面では動くサポート帯として働きます
  • SMAとEMAの組み合わせが「バンド」をつくります

シグナルの読み方:

  • 上昇局面で価格がBMSBに触れる=反発しうる帯
  • 価格がBMSBを下抜ける=トレンドが弱まっている示唆

例:上昇中の銘柄が105ドルのBMSBまで押し、反発する → サポート帯が持ちこたえた。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。価格の下に二本の線からなる細い帯が引かれ、もみ合いのあいだは水平で、動きとともに上を向きます。
支えの帯は、近い長さの平均二本を一つの形として描いたものです。もみ合いのあいだ価格は何度もそこを抜けましたが、それは失敗ではなく普通のことです。

システム7:Regime Box、背景に出る相場の気分

画面上:

  • 緑の背景=強気のレジームを検出
  • 赤の背景=弱気のレジームを検出
  • 灰色の背景=中立、または荒れた状態

仕組みはこうだ:

  • 複数の要素を見て相場のレジームを判断します
  • 背景の色が方向の絞り込みになります

シグナルの読み方:

  • 緑の背景=強気のレジームの状態
  • 赤の背景=弱気のレジームの状態
  • 灰色の背景=選んで動くべき状態

例:緑のレジームと上向きのスクイーズ矢印=確信が最も高い場面の特徴。

三年分の BTCUSDT.P 週足チャート。ある区間では背景が緑に、別の区間では赤に染まっています。
週足で見たレジームの背景です。色の切り替わりが十分に離れているので見て取れます。線を引くのではなくチャート全体を染めるため、水準ではなく文脈として読めます。

システム8:Supply/Demand Zones、意味のあるゾーン

画面上:

  • 緑の枠=需要ゾーン(サポートの候補)
  • 赤の枠=供給ゾーン(レジスタンスの候補)
  • 各ボックスにはゾーンのスコアを示すバッジが付きます。既定は A、B、C の等級で、Badge Style 設定で0から10の数値に切り替えられます

仕組みはこうだ:

  • まとまった買い集めや売りさばきがあった帯を見つけます
  • スコアは出来高、モメンタム、そのゾーンが立っている期間を数えます

シグナルの読み方:

  • A 等級はそのスコアの最上位の帯、C は最下位の帯です
  • 価格がゾーンにある=反応を見る地点
  • ゾーンが抜けた=その水準は無効

例:価格が100ドルの A 等級の需要ゾーンまで下げ、そのバーがハンマーで引けます。1本のバーに2つの読みがあります。ゾーンの等級と、ローソクの形です。

BTCUSDT.P の日足チャート、三か月分。高値の近くに供給の水準が水平線として引かれ、その右端に小さな supply のラベルが付いています。
以前に価格が折り返した場所から引いた供給の水準です。ラベルは右端に置かれるので、凡例を見なくても線が何かわかります。

システム9:Candlestick Patterns:16の古典的な形(RCSパターンライブラリ)

画面上:

  • 「HAM」(ハンマー)、「BUE」(強気の包み足)、「SS」(流れ星)といったラベル

RCSパターンライブラリ:

自動で見つけ、チャートにラベルを置く16の古典的な反転の形:

RCSパターンの完全な一覧

パターン 略号 種類 内容
ハンマー HAM 🟢 上げ 下ヒゲが長く、実体が上に小さい
逆ハンマー IH 🟢 上げ 上ヒゲが長く、実体が下に小さい(強気の文脈)
上げの包み足 BUE 🟢 上げ 緑の足が直前の赤を完全に包む
上げのはらみ足 BUH 🟢 上げ 直前の大きな赤の内側に小さな緑
上げ三法 R3M 🟢 上げ 継続:大きな緑の値幅の内側に小さな赤が3本
赤三兵 3WS 🟢 上げ 上げる緑の足が3本続く
明けの明星 MS 🟢 上げ 赤 → 下に窓を空けた小さな実体 → 緑が中値より上で引ける
毛抜き底 TWB 🟢 上げ サポートで安値がそろった2本の足
首吊り線 HGM 🔴 下げ 下ヒゲが長く、実体が上に小さい(弱気の文脈)
流れ星 SS 🔴 下げ 上ヒゲが長く、実体が下に小さい
下げの包み足 BEE 🔴 下げ 赤の足が直前の緑を完全に包む
下げのはらみ足 BEH 🔴 下げ 直前の大きな緑の内側に小さな赤
下げ三法 F3M 🔴 下げ 継続:大きな赤の値幅の内側に小さな緑が3本
黒三兵 3BC 🔴 下げ 下げる赤の足が3本続く
宵の明星 ES 🔴 下げ 緑 → 上に窓を空けた小さな実体 → 赤が中値より下で引ける
毛抜き天井 TWT 🔴 下げ レジスタンスで高値がそろった2本の足

パターンの参照期間

何をするか:パターンの参照期間は設定ではなく、チャートの時間軸から決まります。そのための項目はありません。窓は最も速いチャートで最も広く、日足より上で最も狭くなりますが、直線ではありません。1時間足で狭まり、4時間足でまた広がります。

時間軸 参照するバー数
5分まで 50
15分まで 40
1時間まで 30
4時間まで 40
日足以下 30
日足より上 20

シグナルの読み方:

  • ゾーンでの形と他の裏づけ=場面が強まる
  • 形だけ=確からしさは低い
  • 形と合流=確からしさは高い

例:供給ゾーンでの流れ星とカウンターの赤の9=弱気の示唆が複数。

ADAUSDT.P の5分足チャート。個々のローソク足の脇に 3B、ES、3W、MS と書かれた小さなパターンのラベルが付いています。
パターンのラベルは、そのパターンを完成させたローソク足の隣に置かれ、チャートが混み合わないよう省略形になっています。検出は直近のローソク足だけを走るので、ラベルは右側に固まります。

システム10:Meta Tools、残りをまとめる層

何をするか:

  • 裏側でのシステム間の調整
  • 重なったラベルやゾーンが互いの上に描かれるのを防ぎます
  • 複数のシステムが動いていても軽さを保ちます

できること:

  • システム同士の見た目の衝突は防ぎますが、見解の食い違いは防ぎません
  • 表示の優先順位を管理します
  • アラートの出るタイミングを調整します

例:すべてのシステムがそろったとき(レジーム+EC+スクイーズ+ゾーン+パターン)=最上位の合流の特徴。

覚えておくこと:そろうシステムが多いほどよいとはかぎりません。強い裏づけが3つあれば、弱い7つより重いこともあります。有効なシステムの数より、そろい方の質(勢い+構造+時機)を見てください。

5月から9月までの BTCUSDT.P 日足チャート。背景が区間ごとに染まり、三つの別々の転換点でローソク足の脇に小さなカウンターの数字、8 と 9 が付いています。
二つのシステムを重ねたところ。背景がレジームを担い、カウンターの数字が数え上げられた並びの中のローソク足を示します。すでに転じつつあるレジームの中で数え上げが終わりに達する場面こそ、この組み合わせが狙うところです。

✅ 理解度チェック

問い: OmniDeckは一つのインジケーターにいくつの分析システムをまとめていますか?


📚 分析の枠組み上級

見ていく順序

よく使われる読み方の順序:

手順1:Regime Box(方向の傾き)

  • 背景の色を見る
  • 緑=強気の文脈
  • 赤=弱気の文脈
  • 灰色=選んで動くべき状態

手順2:トレンドの形(EMA Trio / BMSB / SuperTrend)

  • トレンドの向きを見きわめる
  • EMAの並びを確かめる
  • BMSBとSuperTrendの裏づけを探す

手順3:入る時機(EC / Squeeze / Sweeps)

  • 行き詰まりを探す(カウント9)
  • ブレイクアウトに注意する(スクイーズの矢印)
  • liquidity sweepを見張る(💧/🩸の絵文字)

手順4:ゾーンによる裏づけ(Supply/Demand+パターン)

  • シグナルがゾーンの中に入っているか、バッジがどの等級かを確かめます
  • 同じ向きを示すローソク足の形を探す
  • A 等級のゾーンではコンフルエンスが厚くなります

手順の例

1. レジーム = 緑(強気寄り)
2. 価格が BMSB の上(上昇トレンドを確認)
3. Count 9 が緑(売られすぎ)
4. Squeeze の矢印が上向きに点灯(ブレイクアウト)
5. A 等級の需要ゾーンで(ゾーンスコアの最上位の帯)
= コンフルエンスの高いセットアップの特徴

分析の枠組みは足場を与えます。当てはめ方は人それぞれです。


✅ 理解度チェック

問い:最初の1〜2週間は、OmniDeckのシステムをいくつから始めるのがよいですか?


🔔 アラートの設定はじめての方にも

使えるアラート:

システム アラート TradingView に表示される名称
Exhaustion Counter4EC8B, EC9B, EC8S, EC9S
Squeeze3SQZ_ACTIVE, SQZ_BREAK_UP, SQZ_BREAK_DN
SuperTrend2ST_BULL, ST_BEAR
Meta Tools2CAUTION, DANGER
Liquidity Sweeps2SWEEP_BULL, SWEEP_BEAR
EMA Trio2GOLDEN_CROSS, DEATH_CROSS
S/D Zones2SDZ_SUPPLY_BROKEN, SDZ_DEMAND_BROKEN
BMSB2BMSB_CROSS_UP, BMSB_CROSS_DN
RCS Patterns16RCS_HAMMER … RCS_TWEEZER_TOP
RCS、どちらの方向でも2RCS_ANY_BULL, RCS_ANY_BEAR
一致1HIGH_CONFLUENCE

全部で38のアラート。この件数の大半はパターンのライブラリです。16 の RCS パターンにそれぞれ専用のアラートがあり、さらに強気パターン全般に一つ、弱気パターン全般に一つが付きます。専用のアラートを一つも持たない唯一のシステムが Regime Box で、その状態は合流スコアを通して伝わります。

アラートの作り方:

  • システムごとに別々のアラートスイッチがあります
  • 複数のアラートを同時に有効にできます
  • アラートはシグナル1回につき1度出ます

📊 合流の点数パネル

合流スコアパネル

合流スコアのパネルは、一つの方向にどれだけの重みがかかっているかを一目で示します。頭数の計算ではありません。各システムが自分の重みを持ち、数に入る九つで片側に 11.0 まで積み上がります。

日足 BTCUSDT.P チャート上の OmniDeck の重なり具合のパネル。EC、ST、BMSB、EMA、S/D、SQZ、SWP、REG、RCS が並ぶ小さな表で、それぞれの横に読みがあり、いちばん下に SCORE の行があります。
表の見せ方です。仕組みごとに自分の行で報告し、下の点数はその積み上げなので、点数が低いときはどの仕組みが黙っていたのかまでたどれます。

表示のしかた

方式 見え方 向いている場面
Badge 矢印と点数だけ。たとえば "▲ 7.5" すっきりしたチャート、ひと目
Table システムごとに一行、状態のあとに点数。これが初期設定です その数字を支えているシステムを見る
Horizontal 同じ九つのシステムを、二段か三段の横並びに置いたもの 横長の画面、縦の余裕が少ないチャート

各システムの重み

重みを持つのは九つのシステムです。Meta Tools は持ちません。相場を読むのではなく、ほかをまとめる役だからです。重みはインジケーターに固定されていて、設定ではありません。強気と弱気の重みは別々に数えるので、各側は11.0まで届き、表示されるのは大きいほうです。高一致のアラートは、どちらかの側が6.0に達した時点で鳴ります。

システムウェイト何で得られるか
Liquidity Sweeps2.0価格が跳ね返した、掃われた水準
Exhaustion Counter2.0 / 1.5 / 1.0完成した9、ふつうの9、または8
Squeeze1.5圧縮がどちらに解けたか
S/D Zones1.5価格が需給ゾーンの中にあること
SuperTrend1.0三つのATRバンドのうち二つが示す向き
EMA Trio1.050、100、200が順に並んでいるか
Patterns1.0十六の中の一つのローソク足の形
BMSB0.5価格が支持帯の上か下か
Regime Box0.5四票による相場つきの判定

合流パネルの設定

注意:合流パネルには専用のスイッチが Confluence 設定グループにあり、マスター設定は届きません。だからこそ、チャートに何も描かずスコアのパネルだけを出せます。

設定 オプション 初期値 内容
パネルを表示 する/しない 出す コンフルエンスのパネルの表示を切り替えます。マスター設定は届きません
方式 Badge / Table / Horizontal Table コンパクトなバッジ、完全な内訳、または1行
Horizontal Rows 1以上 2 Horizontal モードが使う行数
ポジション Top Right / Top Left / Bottom Right / Bottom Left Top Right パネルをチャートのどこに置くか
数量 Tiny, Small, Normal, Large Tiny パネルの文字サイズ
Transparent Background する/しない 出す パネルが自前の背景を描くかどうか

読み方:

  • 点数6.0以上: High Confluence のアラートが点灯する水準。この数値はスクリプトに固定されていて設定ではなく、対になる低コンフルエンスのアラートもありません。複数のシステムが同じ方向を向いています。
  • 点数3.0から6.0:合意ではなく傾きです。どのシステムが支えているか、行を読んでください。
  • 点数3.0未満:システムどうしが食い違っているか、一致しているのが軽いものだけです。

🔗 ほかの指標と組み合わせる

💡 OmniDeckは組み合わせてこそ生きる

OmniDeckは単体でも多くのシステムによる分析を与えますが、他のSignal Pilotインジケーターと組み合わせると、さらに強い合流が生まれます。実績のある流れを挙げます:

OmniDeck + Janus Atlas(レジーム+水準)

作業の流れ:

  1. OmniDeckのRegime Boxを見る → 今のトレンドの向きを見きわめる(強気、弱気、中立のいずれのレジームか)
  2. Janus Atlasの水準を表示する → 構造的なゾーンとして、日足と週足の水準、POC、VWAPに目を向ける
  3. レジームと水準の合流を探す → 強気のレジームで価格が日足安値のサポートにある=買い集めの段階の合流ゾーン
  4. 期待される結果:レジームの文脈と構造的な水準=トレンドと構造の両方に沿った分析

例: OmniDeckが強気のレジームを示す → 価格が週足安値と日足VWAPの合流まで押す → そろったトレンドのなかでの買い集めの段階の合流

OmniDeck + Pentarch(多システム+時機)

作業の流れ:

  1. OmniDeckが強気のそろい方を示す → 複数のシステムが上昇を裏づける(Regime Box、EMA Trio、SuperTrend)
  2. こちらからのイベントを待つ: Pentarch → 強気のレジームのなかで、押し目のあいだにTDかIGNが出る
  3. そろったレジーム+時機を示すイベント=合流を検出 → 複数のシステムに裏づけられた、トレンドに沿った反転のイベント
  4. 期待される結果: Pentarch はOmniDeckのより広いトレンドの文脈のなかで、正確な時機を与えます

例: OmniDeckが強気のレジーム、価格が三本のEMAすべてより上、SuperTrendが緑 → こちらでIGNが出る: Pentarch =トレンドに沿った合流を検出

OmniDeck + Volume Oracle(Exhaustion Counter+レジーム)

作業の流れ:

  1. OmniDeckのExhaustion Counterがカウントを終える → 数字の9が出て、行き詰まりの可能性を示す
  2. こちらでレジームを読む: Volume Oracle → レジームはExhaustion Counterの向きと合っているか
  3. ECのシグナル+そろったレジーム=裏づけの取れた行き詰まり → 緑の9のところで買い集めのレジーム=出来高の積み上がりが反転を裏づける
  4. 期待される結果: Volume Oracle は自らのレジームによって、Exhaustion Counterのどのシグナルに出来高の裏づけがあるかを教えます

例: OmniDeckのExhaustion Counterが緑の9に届く → Volume Oracle が買い集めのレジーム(緑、72%)を示す=買い集めの流れを伴う、裏づけの取れた強気の反転

OmniDeck + Harmonic Oscillator(レジーム+勢い)

作業の流れ:

  1. OmniDeckのRegime Boxがトレンドを示す → レジームを見きわめる:強気、弱気、あるいは横ばい
  2. Harmonic Oscillatorがそろっているか確かめる → ステータスパネルがレジームを裏づけるはず:強気のレジームならTRENDING▲、弱気ならTRENDING▼
  3. レジームとモメンタムの一致=情報源は 1 つではなく 2 つ → トレンドと勢いが同じ向きを示している
  4. 読みが食い違う=慎重に → 強気のレジームでオシレーターが TRENDING▼ なら、2 つの道具が食い違っているということで、それ自体が 1 つの読みです

例: OmniDeckが強気のレジーム → Harmonic OscillatorがTRENDING▲を高い票数で示す → すべてが同じ向きを指す。OmniDeckが強気でHarmonicがTRENDING▼なら、トレンドが弱まる早めの警告

玄人の助言:複数のシステムを使う流れ

1 本の足で 3 つの系統を読むには、次を使います OmniDeckのRegime Box(トレンド)+Exhaustion Counter(時機)+Janus Atlas(水準)+Volume Oracle(レジームによる裏づけ)。まずOmniDeckのレジームを見て、重要な水準でExhaustion Counterのシグナルを待ち、それからVolume Oracleでレジームがそろっていることを確かめます。この重ね方をすれば、最も強く、最もそろった機会だけが残ります。

関連: 分析の進め方の手引き複数の指標を使う進め方について。


⚠️ 避けたい失敗

よくあるつまずきに学ぶ

これらの誤りは、OmniDeckを使い始めた人によく見られます。避ければ結果がよくなります:

誤り1:いきなり10のシステムを全部オンにする

問題点:10のシステムを一度にオンにするとチャートが飽和します。線もシグナルもゾーンも多すぎれば、見た目は散らかり、判断は止まります。

解決策:

  • 設定の節が勧める四つから始めてください:Exhaustion Counter、Squeeze Detector、EMA Trio、Regime Box
  • 足す前に、システムを一つずつ身につけてください
  • 互いにどう関わるか分かってきたら、少しずつ足してください
  • 多くの人は、半分しか分からない10より、本当に分かる3〜5に落ち着きます

覚えておくこと:少ないほうがよいのです。よく分かった四つは、混乱させる十に勝ります。

誤り2:食い違うシグナルの前で動けなくなる

問題点:システムは食い違うことがあります(SuperTrendが赤なのにExhaustion Counterに緑の9が出る、など)。初心者はどのシグナルに従えばよいか分からず固まります。

解決策:

  • 順位をつけてください: Regime Box(トレンドの文脈)> Exhaustion Counter(時機)> 個々のシステム(裏づけ)
  • Regime Boxが強気なら、他のシステムの強気のシグナルを優先してください
  • 食い違うシグナルは迷いを表します。これはデッキの不具合ではなく相場の状態です
  • 動く前に、複数のシステムがそろうのを待ってください(3つ以上が同じ向き)

覚えておくこと:食い違うシグナルは困りごとではなく、情報です。相場が定まっていないと教えてくれています。システムがそろったときにだけ動いてください。

誤り3:先に個々のシステムを理解しない

問題点: Exhaustion CounterやSuperTrend、EMA Trioが実際に何をしているか分からないままOmniDeckに飛び込むと、シグナルを読み違え、判断も悪くなります。

解決策:

  • システムを一つずつ学んでください:Exhaustion Counterの仕組み、SuperTrendの考え方、供給・需要ゾーンのでき方
  • 一度に一つだけ有効にし、その振る舞いを知るために10〜20回はそれだけで取引してください
  • 各システムが何を測るかを知ってください:トレンド(Regime Box、SuperTrend、EMA Trio、BMSB)、ボラティリティ(Squeeze)、行き詰まり(Exhaustion Counter、Candlestick Patterns、Liquidity Sweeps)、構造(Supply/Demand Zones)
  • 一つずつ理解できてから、はじめて組み合わせてください

覚えておくこと:個別に分かっていないシステムを、うまく組み合わせることはできません。まず4つを身につけてください。

誤り4:Regime Box(トレンドの文脈)を無視する

問題点:トレンドに逆らって動くこと(弱気のレジームで緑の9が相場を返すと期待すること)は、当たりを減らします。Regime Boxは全体のトレンドを示すもので、無視すれば読みの確かさが落ちます。

解決策:

  • 強気のレジーム:買いの場面に絞り、押し目を買い、よほど強い反転のシグナルがないかぎり売りは避ける
  • 弱気のレジーム:売りの場面に絞り、戻りを売り、よほど強い反転のシグナルがないかぎり買いは避ける
  • 中立のレジーム:レンジ相場。両方向で動いてよいが、損切りは狭く、枚数は小さく
  • 他のシステムを見る前に、必ずRegime Boxを見てください

覚えておくこと: Regime Boxはあなたのトレンドの絞り込みです。レジームに逆らわず、レジームに沿って動いてください。

誤り5:Exhaustion Counterだけに頼りすぎる

問題点: Exhaustion Counterは強力ですが、万能ではありません。他のシステムや値動きの裏づけなしにカウント9のたびに動けば、往復びんたに遭います。

解決策:

  • Exhaustion Counterが示すのは行き詰まりであって、確実な反転ではありません
  • 値動きの裏づけを待ってください:反転の形、出来高の急増、あるいはサポートやレジスタンスの水準
  • Regime Boxと組み合わせてください。強気のレジームでの緑の9は、弱気のレジームでの同じ緑の9より重く見られます
  • Exhaustion Counterは時機を計る道具として使い、単体の戦略にはしないでください

覚えておくこと: Exhaustion Counterは、Regime BoxとSuperTrendが示すより広いトレンドの「なかで」入る時機を計るのに最も向いています。

誤り6:10のシステムをどれも同じ重さだと考える

問題点:すべてのシステムが同じ役目を果たすわけではありません。初心者はすべてのシグナルを同じ重さに扱い、システムが食い違ったとたんに戸惑います。

解決策:

  • トレンドのシステム(一番手): Regime Box、SuperTrend、BMSB → 方向の傾きを定める
  • 時機のシステム(二番手): Exhaustion Counter、Liquidity Sweeps → トレンドのなかで入る地点と出る地点を見つける
  • 裏づけのシステム: EMA Trio、Squeeze、Candlestick Patterns → 動きの強さを確かめる
  • トレンドのシステムで傾きを定め、時機のシステムで入る場所を探し、裏づけのシステムでその動きに重みがあるかを確かめてください

覚えておくこと:まずトレンドの文脈があり、そのあとで時機と裏づけが入り口を絞ります。この順に読むことが、食い違いを矛盾に見せない要です。

追加の資料

ほかの心がけについては次を参照してください:望ましい使い方とプロの工夫。複数のシステムを使う流れの例は、こちらをご覧ください:分析の進め方の手引き。


📚

OmniDeckを使いこなしたいですか?

進んだ使い方の手引きに含まれるもの:分析にまつわる心の働き、判断の枠組み、避けるべき誤り、そしてOmniDeckを他のインジケーターと組み合わせる方法

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🌫️ 効きが落ちる場面

信頼が下がるとき

ある種の相場では、OmniDeckのシステムは当てにしにくく、読みづらくなります。そうした場面を見分けられれば、期待を正しく保てます:

荒れて、レンジに閉じ込められた相場

状況:明確なトレンドがないまま価格が狭い幅を行き来すると、OmniDeckの複数のシステムが同時に食い違うシグナルを出します。

何が起きるか: Regime Boxは中立(灰色)になり、EMAは寝て絡み合い、Exhaustion Counterは両方向に頻繁に出て、SuperTrendは何度も反転します。システムが同じことを言わなくなるため、シグナルの明快さは大きく落ちます。

コンテキスト:これは欠陥ではありません。OmniDeck が市場のあいまいさをそのまま映しているのです。市場に明確な方向がないとき、trend を追うために作られたテクニカルの系統は、当然ながら矛盾した出力を出します。その食い違い自体が読みです。系統どうしが一致していない、そしてまさにそれを伝えるためにこのデッキはあります。

一度に多くのシステムを有効にしすぎる

状況:利用者が一つのチャートで10のシステムを一度に有効にする。とくに短い時間軸(5m、15m)で起こります。

何が起きるか:見た目の詰め込みすぎで、どのシグナルが大事なのか見えなくなります。情報が多すぎれば明快さではなく雑音になります。そして判断が止まります。材料が多すぎて決められなくなるのです。

コンテキスト: OmniDeckが10のシステムを備えているのは、人によって必要な道具が違うからであって、全員が10すべてを同時に使うべきだからではありません。うまくやっている人は、よく分かった3〜5を動かしています。ある点を越えれば、システムが多い=よい分析、とはなりません。

状況:垂直に近い値動き(とくに暗号資産、勢いのある銘柄、狼狽売り)では、Exhaustion Counterのカウントが終わっても価格は反転せずに進み続けます。

何が起きるか:緑と赤の9が出続けて行き詰まりを告げますが、勢いが極端すぎて、その「行き詰まり」が何週間も何か月も続きます。本当の天井や底ができるまでに、反転は何度も空振りします。

コンテキスト: Exhaustion Counterがとらえるのはありふれた行き詰まりの形です。物語や踏み上げ、あるいはパニックに押された並外れたトレンドは、テクニカルの形が示唆するよりずっと長く「行き詰まった」ままでいられます。ECのシグナルは、Regime Boxの強さと、 Volume Oracle のクライマックスの形と突き合わせて確かめてください。

大きなニュースとファンダメンタルの出来事

状況:決算、連邦準備制度の決定、地政学的な危機、規制当局の発表のあいだは、価格を動かすのはテクニカルの形ではなくニュースです。

何が起きるか: OmniDeckのシステムはどれも価格を見ますが、外からのきっかけを「知って」はいません。価格はSupply/Demand Zonesが示すサポートやレジスタンスを窓を空けて抜けることもあれば、SuperTrendのシグナルを無視することも、すべてのシステムがトレンドの継続を示すなかで激しく反転することもあります。

コンテキスト:テクニカル分析が最もよく働くのは、価格が需給と参加者の心理で動いているときです。ファンダメンタルのニュースが上回ると、テクニカルの形は一時的に先を読む力を失います。これはOmniDeckにかぎらず、すべてのテクニカルなシステムに当てはまります。日程を把握しておくと、そうした期間を見分けやすくなります。

とても短い時間軸(1分、5分)で複数のシステムを使う

状況:出来高の乏しい場面でとくに、1mや5mのチャートで5つ以上のシステムを有効にしてOmniDeckを使うこと。

何が起きるか:市場の細かな構造による雑音(買値と売値の差、アルゴリズムの動き、小口の注文)のせいで、システムが絶えず反応します。シグナルの数は増えますが、質は落ちます。本当の動きが育つ前に、損切りが何度も引っかかります。

コンテキスト:短い時間軸は雑音を桁違いに大きくします。Exhaustion CounterやSuperTrendのようなシステムはどの時間軸でも動きますが、15mを下回るとシグナルと雑音の比が目に見えて悪くなります。それでも短い時間軸で戦うなら、有効にするシステムを減らし、上位の時間軸の文脈(1H、4H)で裏づけを取ってください。

各システムがもともと抱える限界

状況:10のシステムには、それぞれ力を出しにくい相場があります:

  • Exhaustion Counter:強いトレンド相場では弱い(行き詰まりのシグナルが早すぎる)
  • EMA Trio:移動平均である以上、急な反転では遅れます
  • Squeeze:トレンド相場では効きが落ちる(もみ合いのあとのボラティリティの広がりに向けてつくられている)
  • SuperTrend:荒れた相場では往復びんたに遭う(トレンドのない場でトレンドを追うシステム)
  • Supply/Demand Zones:強い勢いの動きでは意味が薄れます(サポートもレジスタンスも抜けます)
  • BMSB:両端では遅れたシグナルになりえます(トレンド相場での平均回帰の指標)

何が起きるか:ちょうど弱い場面で一つのシステムに頼れば、結果は振るいません。たとえば放物線状の上げのあいだ、Exhaustion Counterの行き詰まりのたびに反転を期待すれば、何度も外すことになります。

コンテキスト: OmniDeckが10のシステムを備えているのはそのためです。すべての場面で働くシステムはありません。ねらいは、そのときの相場の形に合うものを使うことです(トレンドにはトレンドのシステム、レンジには平均回帰のシステム、循環の転換点には行き詰まりのシステム)。文脈に応じてシステムを選ぶことは、シグナルを読むことと同じくらい大切です。

こうした場面を見分ける

何から分かるか:

  • Regime Boxが長く中立(灰色)のまま:相場に方向の確信がありません。動きを減らしてください
  • 3つ以上のシステムが食い違っている:そろうまで待ってから動いてください
  • Exhaustion Counterのカウントが両方向で早々に終わる:荒れた相場の印です
  • SuperTrendが10本のうちに何度も色を変える:往復びんたの多い場だという印です
  • チャートが散らかって重く感じる:システムを有効にしすぎです。3〜4つ切って、中心のものに戻ってください
  • 経済日程に大きな予定がある:ニュースがテクニカルの形を上回ると考えてください

覚えておくこと: OmniDeck の多系統の考え方は、系統どうしが互いを裏づけるときに最も力を持ちます。系統が大きく食い違うとき、その食い違いは、どの系統を信じるかを選べという合図ではなく、身を引けという合図です。同じ状態を述べる系統が 3 つ以上あるのは、このデッキが示せる最大の一致です。


❓ よくある質問

Q:10のシステムを全部オンにすべきですか?

A:それぞれをきちんと学ぶために、3〜4つから始めるのをお勧めします。そのあとは自分のやり方に合わせて足していけます。

Q:チャートが重くなりませんか?

A:いいえ。OmniDeckはすべてのシステムを無駄なく動かせるよう最適化されています。10すべてを有効にしても、動作への影響はわずかです。

Q:システムごとに設定できますか?

A:はい。システムごとに設定があります。色、感度、表示の選択肢はすべて変えられます。

Q:どの時間足で使えますか。

A:すべての時間軸に対応しています。どの時間軸でどれだけ意味を持つかはシステムによって変わります(Exhaustion Counterはどこでも動きますが、振る舞いは異なります)。

Q:システム同士はどう関わりますか?

A: Meta Toolsの層は、システム同士が互いの上に描くのを防ぎ、アラートの出方を調整します。システムの意見をそろえるものではありません。異なる考え方でつくられたシステムは同じチャートを違うように読み、その食い違い自体が読む値打ちを持ちます。下の誤り2をご覧ください。

Q:一つだけ使ってもいいですか?

A:はい。どのシステムも単体で使えます。複数のシステムの合流は、そこに文脈を足します。

Q:SuperTrendとRegime Boxの違いは何ですか?

A: SuperTrendはATRに基づくトレンド追随です。Regime Boxは多くの要素を見るレジームの分析です。どちらも方向の傾きを与えますが、道すじが違います。

Q:ゾーンは描き直されますか?

A:いいえ。供給・需要ゾーンは条件が満たされた時点で描かれ、あとから変わることはありません。

Q:S/Dゾーンをダブルクリックすると設定が開くのはなぜですか?

A: S/Dゾーンの枠をダブルクリックするとインジケーターの設定が開きます。これはインジケーターが描いたすべての図形に対するTradingViewの通常の動きであり、不具合ではありません。

Q:システムのシグナルを書き出せますか?

A:アラートはシグナルを知らせるもので、TradingViewのアラート機能やWebhookと組み合わせて使えます。

Q:他のSignal Pilotインジケーターと併用できますか?

A:はい。一式で使えるように作られています。一式の他の指標と並べて読めます。たとえば Pentarch と Janus Atlas.

Q:合流スコアパネルとは何ですか?

A:一つの方向にどれだけの重みがかかっているかを一目で示す表示です。重みを持つシステムは九つあり、片側は 11.0 まで届きます。したがって 2.0 の Liquidity Sweeps は、0.5 の Regime Box の四倍を占めます。Badge(簡潔)または Table(詳細)のモードで使えます。

Q:16のRCSパターンとは何ですか?

A:古典的なローソク足の反転の形を自動で検出します。強気(8):ハンマー、逆ハンマー、強気の包み足、上げ三法、赤三兵、明けの明星、強気のはらみ足、毛抜き底。弱気(8):首吊り線、流れ星、弱気の包み足、下げ三法、黒三兵、宵の明星、弱気のはらみ足、毛抜き天井。形ごとにそれぞれのアラートがあります。

Q: パターンの参照期間は何で決まりますか?

A:パターンの参照期間は設定ではなく、チャートの時間軸から決まります。5分足以下で50本、15分足で40本、1時間足で30本、4時間足で40本、日足で30本、それより上で20本です。

Q:OmniDeckのアラートはいくつありますか?

A:すべてのシステムを合わせて38のアラートがあります。16のRCSパターンそれぞれのアラート、RCS_ANY_BULL(強気のいずれかの形)、RCS_ANY_BEAR(弱気のいずれかの形)、BMSBのクロス、レジームの反転、合流スコアのしきい値のアラートが含まれます。


📋 早見表

システムの早見表

システム 見た目 強気のシグナル 弱気のシグナル
Exhaustion Counter 数字 緑の9 赤の9
Squeeze 点と矢印 赤い点 → ターコイズの▲矢印 赤い点 → 赤の▼矢印
Liquidity Sweeps 絵文字 💧 水滴 🩸 血の滴
EMA Trio 線 すべてのEMAより上、GC すべてのEMAより下、DC
SuperTrend リボン 緑のリボン 赤のリボン
BMSB 幅 接触して反発 下抜け
Regime Box 背景 緑 赤
S/D Zones 枠 需要ゾーンで 供給ゾーンで
パターン ラベル HAM、BUEなど SS、BEEなど
分析のしかた 例として挙げるシステム(合計4〜5、学ぶためのもの)
数日にわたる分析 EC+EMA+レジーム+ゾーン+パターン
日中の分析 Squeeze+SuperTrend+BMSB+レジーム+スイープ
スキャルピング EC+Squeeze+レジーム+スイープ+パターン
Trend Following EMA+SuperTrend+BMSB+レジーム
平均回帰 EC+ゾーン+レジーム+パターン

合流の段階

合流が低い: スコア1〜4。システム同士が食い違っています
合流は中くらい: スコア5〜7。そろい方はまずまずなので、文脈を読んでください
合流が高い: 点数6.0以上。アラートが鳴る水準です

これは一致パネルが出す加重された点数で、システムの数ではありません。流動性の掃きだけで、片側が届きうる11点のうち2.0を占めます。一方、レジームの枠は0.5です。ある向きに重みが多いことは、結果を約束しません。


📞 サポート

技術的な質問: support@signalpilot.io

📚 さらに読む

Signal Pilot ブログの次の記事で理解を深めましょう。


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免責:このインジケーターは複数のテクニカル分析のシステムを組み合わせています。すべてのシグナルは、さまざまな方法(行き詰まりの計数、ボラティリティの分析、移動平均、出来高のゾーン、ローソク足の形)による過去の形の検出です。解釈、使い方、結果は人によって異なります。過去の形は将来の結果を保証しません。これは投資助言ではありません。


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