一緒に大きくならない費用
レッスン79は約分で終わりました。判定までに給料として引き出す資本の割合は、年に五十六往復しようと四百八十往復しようと同じです。速い速さは、待ち時間を縮めるのとちょうど同じ倍率で資本も縮めるからです。ところがこの計算に固定費を一つ入れると約分は成立しなくなり、しかも何かに署名する前に知っておいたほうがよい形で成立しなくなります。引き出すつもりの給料の四分の一にあたる固定費の総額は、エッジのちょうど四分の一を持っていきます。資本はそもそも、給料がエッジそのものになるように定めたからです。Rの十分の一は0.075になり、レッスン67の589トレードは1,047トレードになり、レッスン76が測った速さではそれが10.42年ではなく18.53年です。レッスン65の月四十トレードなら、同じ金額の費用は1.23年ではなく1.30年です。同じ口座、同じ規則、同じ請求書で、実際に取引している速さでは八年、想定していた速さでは一か月です。
前提条件: レッスン79。資本の11.80年分と判定までの10.42年について。レッスン76。速さについて。そしてレッスン67。エッジと検定について。
固定費とは、Rで言えば何か
この講座がこれまで値をつけてきた費用は、どれもトレードと一緒にやって来ます。レッスン12のスプレッドは入るときに払い、出るときにもう一度払います。レッスン59のインパクトは、送った量に比例して払います。レッスン78の税率は、先に生じていなければならない利益にかかります。固定費はもう一方の種類です。データ配信、レッスン77が値をつけた二本目の回線、会計士、会社の登記。四百回取引した年にも来ますし、一度も取引しなかった年にも来ます。
三回の割り算で、それは自分のエッジの隣に置ける数になります。そして三回目をする人はほとんどいません。年間の費用を資本で割れば、口座があなたのために何かを稼ぐ前に負っている収益率が出ます。それを年あたりの往復回数で割れば、一往復の費用が口座に対する割合として出ます。それを一トレードあたりのリスクで割れば、それがRで出ます。Rはエッジがすでに入っている単位ですから、ここで両者を引き算できます。
代入してみると、正確なものが出てきます。レッスン79は、期待される年間の利益が給料と等しくなるように資本を定めました。つまり給料は、金額で表したエッジの総額そのものです。ですからその給料に対する割合として測った固定費の総額は、エッジの同じ割合です。どんな速さでも、どんな口座の大きさでも、どんな通貨でも同じです。給料の四分の一はエッジの四分の一です。この文に近似は一つも入っていません。
| 固定費の総額、給料に対する割合 | 資本、給料の年数 | 残るエッジ、R | 判定までのトレード数 | 年56.5での年数 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 11.80 | 0.1000 | 589 | 10.42 |
| 十分の一 | 12.98 | 0.0900 | 727 | 12.87 |
| 四分の一 | 14.75 | 0.0750 | 1,047 | 18.53 |
| 半分 | 17.70 | 0.0500 | 2,356 | 41.69 |
| 四分の三 | 20.65 | 0.0250 | 9,422 | 166.76 |
| 給料まるごと | 23.60 | 0.0000 | 決して | 決して |
二列目は人が見込んでおく部分で、最後の列は見込んでいない部分です。四分の一の固定費は資本に給料の三年弱を上乗せします。それは買えそうな買い物に聞こえます。ところが同時に待ち時間に八年を上乗せし、その八年は給料と固定費の両方を引き出し続ける年です。最後の列が二列目よりずっと速く動くのは、その割合が平方を通って入るからです。レッスン67の検定の長さはエッジの二乗分の一で動きますから、エッジを半分にしてもトレード数は二倍ではなく四倍になり、四分の一しか残らなければ十六倍になります。これはレッスン78が控除の割合の中に見つけたのと同じ形が、別の入口から入ってきたものです。
自分の年間の固定費を、引き出すつもりの給料で割ったことのある人はほとんどいません。すでに払っている数の上での割り算一つで、答えは、トレードを一つも出さないうちに仕組みが持っていくエッジの割合です。
今度は金額を止めて速さを動かします。最初の表はその逆をしたからです。レッスン79の資本、給料の11.80年分と、給料の四分の一の固定費、つまりその資本の年2.12パーセントを取り、レッスン76の四つの速さそれぞれで走らせます。
| 年あたりの往復 | 一トレードから取られる分、R | 残るエッジ | 判定までのトレード数 | 年数 | 固定費がない場合の年数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 56.5、許可された帳簿 | 0.0250 | 0.0750 | 1,047 | 18.53 | 10.42 |
| 113 | 0.0125 | 0.0875 | 769 | 6.81 | 5.21 |
| 240 | 0.0059 | 0.0941 | 665 | 2.77 | 2.45 |
| 480、月に四十 | 0.0029 | 0.0971 | 625 | 1.30 | 1.23 |
最後の二列を突き合わせて読んでください。その差こそ、このページが言いたいことのすべてです。同じ請求書が同じ口座の上で、表の上端では8.11年、下端では0.08年、つまり一か月の費用になります。固定費はそれが乗っているトレードに分けられますから、トレードが少ないほど一つあたりの取り分は大きくなり、レッスン76は実際に何回あるのかを数えました。
これが前のページに対する逆転です。レッスン79の結論は、速さは約分され、一トレードあたりのリスクだけが操作できる、というものでした。約分されたのは、その比の二つの項がどちらも速さに比例していたからです。固定費は定義上そうではありませんから、それが一つでも存在した瞬間に速さは約分されなくなり、このページで最も重い項になります。
モジュール10が持ち越している「一日が含んでいるもののうち決定でないもの」の一覧に、五つ目の項目が加わります。固定費と、それを分け合わせるトレードの数です。
給料の四分の一
モジュール9が許可し、レッスン79が値をつけた帳簿を取ります。一トレード一・五パーセントの二つの規則、年56.5往復、仮のRの十分の一。そこへ、趣味ではなく事業に見える最小の固定費を与えます。データの購読、レッスン77の二本目の回線、年に一度の会計士。そしてそれが、引き出すつもりの給料の四分の一に収まるとします。
資本、給料だけを賄う場合:その11.80年分、レッスン79から変わりません。
資本、給料と固定費を賄う場合:14.75年分、2.95年分の上乗せ。
固定費のあとのエッジ:0.10ではなく0.075 R。
判定:年56.5で1,047トレード、つまり10.42年ではなく18.53年。
ここで最後の二行を並べると、算術が行儀をやめます。18.53年のあいだ給料を引き出し固定費を払うので、口座からは給料の23.16年分が出ていきます。それを賄った14.75年分に対して157.0パーセントであり、レッスン67の最悪 drawdown の中央値8.82Rが口座の13.23パーセントをその上に重ねます。レッスン79は101.6パーセントに達し、それを口座が抱えられる以上だと呼びました。四分の一の固定費を加えると170.3になります。
固定費は、口座が利益から支払う請求書ではありません。エッジの一部であり、その大きさを決めるのは速さです。
だからこの主題がふつう教えられる順番は逆さまです。会社を作り、口座を開き、専門家を雇い、それから取引せよ、と言います。この数字の上では、仕組みは最初の買い物ではなく最後の買い物であり、いつ買えるかを決めるのは口座の大きさではなく、請求書を分け合わせられる年あたりのトレード数です。同じ大きさの二つの口座で、一方が年56.5往復、他方が480往復なら、それは同じ事業ではありませんし、後者は前者が抱えられない固定費を抱えられます。
ですから、取引してもしなくても一年に払う額を足し上げ、引き出すつもりの給料で割り、その割合を自分のエッジから引いてから、その上でどんな検定でも走らせてください。
これで片づかないこと
給料の四分の一が正しい固定費だということ。これは変数で、最初の表の行はすべて印刷してあり、数字を入れるのはあなたです。このページが何にも値段をつけないのは、レッスン78がどの法域も名指ししなかったのと同じ理由です。データ配信はあなたのいる場所での値段があり、その通貨をこのページは知りません。割合から年数への対応こそが、持ち運べる部分です。
レッスン78の控除がこれを救うということ。助けにはなりますし、その助けは控除額の見かけより小さいものです。三十パーセントの税率で費用が全額控除されるなら、給料の四分の一の固定費は控除後にその17.5パーセントの費用となり、エッジは0.0825、判定は18.53年ではなく15.31年で来ます。八年のうち三年が戻る計算で、しかもレッスン78が認めるうちで最も有利な控除の前提の下での話であり、費用の削減であって消滅ではありません。
固定費が無駄だということ。レッスン77は、そのうちのいくつかが何を買うのかをきちんと値づけしました。二本目の回線は、守られていない建玉を持っている年あたりの時間を96.3から27.0に下げます。その低下は本物で、この算術のどこにも入っていません。このページは総額がいくらかかるかを値づけしており、それが何を防ぐかは値づけしていません。ですからこれは議論の半分であり、欠けている半分は、リターン系列が構造上見ることのできないリスクです。
速さが引いてよいてこだということ。二つ目の表はもっと頻繁に取引せよという誘いのように読めますが、レッスン76がそうでない理由です。上の行は、この講座の格子が六十本の終値の上で実際に生み出したものです。下の行は、レッスン65が置いただけで誰も測らなかったものです。一方から他方へ移るとは、より多くの規則かより速い規則を走らせるということで、どの規則もまずレッスン64の基準、レッスン67の検定、レッスン68のキャパシティ、レッスン70のフィルタ条件を通らなければなりません。下の行には、そう決めるだけでは届きません。
そしていちばん高くつく譲歩。これで五回続けての引き算です。モジュール10はここまでに一日、機械、税率、給料、固定費に値をつけ、そのどれもが同じRの十分の一から出ており、モジュールのどのページも、それらが何をもたらすのかには値をつけていません。これは見落としではなく、擁護もできません。講座が証拠として認めるのがリターン系列だけであるときに起きることです。リターン系列は費用のすべてを含み、その仕組みが存在する理由は一つも含んでいないからです。レッスン81は総まとめであり、先送りする余地はもうありません。この講座が生み出した十一の基準を一度に、モジュール9が許可したただ一つの帳簿に当て、その帳簿が実際にいくつ通るのかを報告します。
練習問題
- 自分の仕組みを、自分のエッジに対する割合として値づけする。取引してもしなくても一年に払うものを全部足してください。データ、プラットフォーム、機械、会計士、あらゆる届出です。そしてそれを、引き出すつもりの給料で割ります。十分で、手元に一つの数が残ります。トレードを一つ出す前に仕組みが持っていくエッジの割合であり、最初の表がそれを待ち時間に変えてくれます。
- それをRに直して引く。同じ年間合計を、自分の資本で割り、次に自分の年あたりの往復回数で割り、次に自分の一トレードあたりのリスクで割ってください。三十分で、手元に一つの数が残ります。自分のするどのトレードからも取られるRであり、それを自分のエッジから引いてから、レッスン67の検定をもう一度その上で走らせます。
- 自分の請求書を二種類に分ける。十二か月分の明細を通し、支払いを二つの山のどちらかに置いてください。取引したから来たものと、どちらにしても来たものです。一晩で、手元に一つの数が残ります。総額のうちの固定の割合であり、それが自分の速さで分け合わせなければならない割合であり、二つ目の表が当てはまる唯一の割合です。
出典。 Ronald H. Coase、「The Nature of the Firm」(Economica、1937年)。ある活動を事業として組み立てること自体に、活動とは別の費用がかかるという観察について。このページが給料で割っているのがその量です。 William F. Sharpe、「The Arithmetic of Active Management」(Financial Analysts Journal、1991年)。投資の結果のうち、あらかじめ分かる唯一の項が費用だという議論について。このページが何かを検定する前に費用を引くのはそのためです。 Mark M. Carhart、「On Persistence in Mutual Fund Performance」(Journal of Finance、1997年)。ファンドの遅れを、戦略に関するどんなことよりも確かに予測するのが経費率だという発見について。生存バイアスのない標本で測られており、最初の表を産業規模で読んだものです。 Abraham Wald、「Sequential Tests of Statistical Hypotheses」(Annals of Mathematical Statistics、1945年)。削られたエッジをより長い待ち時間に変える検定の長さについて。そしてその中の平方について。最後の列が二列目より速く動くのはそれが理由です。
教育目的のみ。 トレードには重大な損失リスクが伴います。金融助言ではありません。過去の実績は将来の結果を保証するものではありません。
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