確証バイアスを測る
ありふれた三つの指標をありふれた四つの遡り期間で走らせれば十二通りの構成になり、その十二すべてが、このモジュールの六十本の終値のうち39本で定義される。その39本のうち20本では、少なくとも一つが強気を読み、少なくとも一つが弱気を読む。つまり半分の場面で、チャートはあなたが持ち込んだ答えをそのまま用意している。しかも片側に偏っている。39本のうち34本は強気の読みを持ち、弱気の読みを持つのは25本だけだ。だから強気の人はほとんどいつも仲間を見つけ、弱気の人はときどき待たされる。十二は十二の意見ではない。その投票系列の平均相関は0.5455で、レッスン48の数え方では1.71の独立した意見にしかならない。そして実際に食い違っているのは指標ではなく遡り期間のほうだ。系統を変えて期間を保てば91パーセントで一致し、系統を保って期間を変えれば76パーセントしか一致しない。十二のどれも、何もしないことに勝たない。最良のものが次の足を当てるのは59.3パーセントで、同じ足でテープが高く引けるのは60.5パーセントである。
前提条件: レッスン48。一つの価格系列上の三つの指標が0.8348で相関し1.12回分の読みにしかならないと示した回であり、上の1.71はその式から出ている。レッスン50。この辺りの二つの勝率を分けるのに609観測という値札をつけた回であり、ここで十三本の足から何も主張しない理由でもある。そしてレッスン51。そのオシレーターは下の三系統の一つであり、その五十の線が、それを読むときの閾値になる。
十二通りの構成を、書き出す
確証バイアスへの苦情はふつうトレーダーに向けられるが、チャートに向けたほうが容易だ。チャートは数えられるからである。というわけで十二通りの構成を挙げる。どれも計算を始める前に選んだもので、どれも人が実際に画面に載せているものだ。
第一の系統は価格対その平均。終値が窓の中の終値の単純平均より上なら強気、下なら弱気。第二はレッスン51のオシレーター。50より上なら強気、下なら弱気。第三はモメンタム。終値が一遡り期間前の終値より上なら強気。各系統を四つの遡り期間で走らせる — 5、10、15、21、営業日で一週間、二週間、三週間、一か月だ。三系統かける四期間で十二。最長の期間は後ろに21本を要するので、十二すべてが定義されるのは22本目から60本目まで、つまり39本になる。
二つの取り決めを述べておかないと、以下の数は再現できない。ある構成が強気を読むのはその値が厳密に零より上のときで、弱気を読むのは厳密に下のときだ。ぴったりの同値はどちらでもない。この系列にはそれが二つあり、31本目と43本目で、終値が五本前の終値と等しいために五本足モメンタムが零になり、五本足オシレーターがちょうど50になる。そしてここでのオシレーターはワイルダーのものではなくレッスン51の単純平均版である。手で検算できるのはそちらだからだ。
食い違いは実のところ何をめぐるものか
29本目を取ろう。終値は99.6で、十二は六対六に割れている。これがレッスン全体を一本の足に収めたものだ。
| 構成 | 何と何を比べるか | 読み |
|---|---|---|
| 平均 5 | 99.6 対 99.24 | 強気 |
| オシレーター 5 | 75.0 対 50 | 強気 |
| モメンタム 5 | 99.6 対 98.2 | 強気 |
| 平均 10 | 99.6 対 99.56 | 強気 |
| オシレーター 10 | 51.2 対 50 | 強気 |
| モメンタム 10 | 99.6 対 99.4 | 強気 |
| 平均 15 | 99.6 対 100.41 | 弱気 |
| オシレーター 15 | 37.8 対 50 | 弱気 |
| モメンタム 15 | 99.6 対 105.7 | 弱気 |
| 平均 21 | 99.6 対 101.67 | 弱気 |
| オシレーター 21 | 46.8 対 50 | 弱気 |
| モメンタム 21 | 99.6 対 102.1 | 弱気 |
行は遡り期間で並べてあり、答えもそれにぴたりと沿って並ぶ。二週間以下しか遡らない構成はすべて強気と言う。三週間以上遡る構成はすべて弱気と言う。どの系統に属するかは何一つ違いを生まない。三つの指標を画面に置き、それを三人の証人として読んでいる人が抱えているのは、同じ問いに三度答えている一人の証人である。
これは29本目だけの癖ではない。39本すべてで、遡り期間を固定して系統を動かせば、対応する三つの構成は39本のうち32本、32本、36本、35本で一致し、対ごとの平均一致率は91パーセントになる。系統を固定して遡り期間を動かせば、対応する四つの構成が一致するのは23本、21本、21本にすぎず、対ごとの平均一致率は76パーセントになる。変数は遡り期間だ。指標はその上に貼られた札にすぎない。
十二の投票系列を、レッスン48が三つの指標に対して行ったのと同じ計算にかけると、対ごとの平均相関は0.5455になり、あのレッスンの数え方では1.71の独立した意見になる。三つに九つの構成を足して買えたのは、およそ〇・六個分の意見だった。十二のものが載った画面は陪審に見えるが、投票のしかたは陪審員一人分である。
あなたがどちらの答えを持って来ていても
ここから読者が登場する。39本のうち34本は少なくとも一つの強気の読みを持ち、25本は少なくとも一つの弱気の読みを持つ。買いたくて来た人は87パーセントの足で味方を見つけ、売りたくて来た人は64パーセントで見つける。両方が手に入る20本の足では、そのどちらを取るかは選択であり、チャート上の何もそれを選択として印づけない。画面上のどの構成も、誰かが公表し誰かが初期値にしている、擁護可能な設定だからだ。
これが仕組みであって、動かすのに心理学はいらない。何かを無視する必要も、覚え違える必要も、誰かのフォローを外す必要もない。自分に同意した設定を残し、同意しなかったものを雑音として扱えばいいだけだ。それは、較正が悪いと考える読みに対してまともな人がする扱いである。バイアスは見ることの中にはない。選択肢が十分に長いせいで、正直に見ることがもはや制約にならない、そこにある。
そしてどのみちどれ一つ値打ちはない
当然の反論は、食い違いこそ長所だというものだ。正しい構成は誤った構成から分離してくるはずで、それを見つけるのが読者の仕事だ、と。ならば測ろう。各構成について、それが強気を読んだ足をすべて取り、次の終値が高いかどうかを問う。次に同じ問いを窓の中のすべての足に投げる。それがレッスン50の要求した基礎率である。60本目には次の終値がないので、その列も含めどの列からも外れる。
| 構成 | 強気の足 | 次の終値が高い | 率 |
|---|---|---|---|
| 平均 5 | 25 | 13 | 52.0% |
| 平均 10 | 27 | 15 | 55.6% |
| 平均 15 | 27 | 16 | 59.3% |
| 平均 21 | 26 | 15 | 57.7% |
| オシレーター 5 | 23 | 12 | 52.2% |
| オシレーター 10 | 27 | 16 | 59.3% |
| オシレーター 15 | 26 | 15 | 57.7% |
| オシレーター 21 | 22 | 13 | 59.1% |
| モメンタム 5 | 23 | 12 | 52.2% |
| モメンタム 10 | 27 | 16 | 59.3% |
| モメンタム 15 | 26 | 15 | 57.7% |
| モメンタム 21 | 22 | 13 | 59.1% |
| 窓の中のすべての足 | 38 | 23 | 60.5% |
最後の行を先に読んでほしい。十二の構成があって、その最良が59.3パーセント。一方、読みを一つも参照せずとも、同じ足でテープが高く引けるのは60.5パーセントだ。十二のうち基礎率を上回るものは一つもない。強気の足の列が22から27まで振れるのは、十二が同じ足で点灯しないからであり、二つのぴったりの同値が五本足オシレーターと五本足モメンタムからもう一本ずつ取り去るからである。率は幅七ポイントの帯に収まり、そのどれよりも基礎率が上にある。
次に分け方そのものだ。38本の足を、どれか一つが何と言ったかではなく、十二が何をしたかで分ける。十二すべてが強気で一致した13本では、次の終値が高かったのは5本で、38.5パーセント。割れた19本では14本で、73.7パーセント。十二すべてが弱気で一致した5本では3本だった。
一致がチャート上で最悪のもので、不一致が最良のものだった。これは十二が使われるどのやり方とも逆だが、信じるのに何の代償もいらない説明がある。十二の構成が一致するのは、直近一か月が途切れずに一方向へ動いたときであり、すでに途切れずに一方向へ行った動きは、次の足がそれを延ばす見込みが最も低い状態だからだ。全会一致の読みは合意ではない。すでに起きたことの記述が、遅れて、十二すべて同時に届いたものにすぎない。同じものを同じ窓から見ているからである。
十三本と十九本では、この結果を誰にも売り込めない。下の譲歩がレッスン50の設けた言葉でそう言っている。それで足りるのはもっと小さな主張のほうであり、このレッスンが立てているのはそちらだ。読者が自分に有利に解く食い違いは、より良い読みとより悪い読みの間の食い違いではない。表の中に、より良い読みは存在しない。
これで片づかないこと
十三対十九が本物であること。それは確立されていないし、この数からは確立しようがない。全会一致の十三本が38.5パーセントを返し、基礎率が60.5であるのは二十二ポイントの差だが、38.5だけの標準誤差が十三・五ポイント、差の標準誤差は十五・五ポイントであり、これより近い二つの率を見分けるのに何がかかるかはレッスン50が値札をつけている。各条件で609観測だ。向きは名指しする値打ちがあり、大きさには値打ちがない。このレッスンから生き残るものはすべて、構成を数える列にあって、結果を数える列にはない。
十二が正しい数であること、あるいはこの十二が正しい十二であること。三系統と四期間は計算の前に決めた選択であり、それが相関を直接に動かしている。本当に別の作りの第四の系統を足せば — 出来高や、二銘柄の値差など — 0.5455は下がり、1.71は上がる。変わらないのは順序のほうだ。遡り期間を共有する二つの構成は、系統を共有する二つより常によく一致する。遡り期間はどの足を記述しているかについての言明であり、系統はそれに適用される算術についての言明だからである。
二つのぴったりの同値が些細なことであること。作業表の二つの列が23本と22本の強気の足を持ち、隣が26本と27本を持っているのはそのせいであり、同値を強気として数えて再現する人は四つのセルで違う数を得る。この取り決めを述べたのは、述べなければならないからであって、面白いからではない。そして同じ沈黙がどの指標の中にも座っていることを思い出させる。あなたのプラットフォームは同値に対する答えを持っており、それが何かをあなたに告げたことは一度もない。
向きこそ十二が実際に言っていることであること。このページのどの構成も符号一つに切り詰められたが、読者はそんな使い方をしない。差の大きさ、線の傾き、水準からの距離を読む。29本目で51.2対50を読む構成と75.0対50を読む構成が、どちらも強気の一票として数えられた。それこそが食い違いを数えられるようにした切り詰めであり、それこそが注意深い読者なら捨てたと言うであろう情報だ。
このどれかが確証バイアスの測定であること。これは見つけうるものが何かの測定であり、それはチャートについての事実だ。ある読者が自分に同意する構成へ手を伸ばすかどうかは読者についての事実であり、そこへこのページは触れられない。ここでの結論はより弱く、より逃げにくい。この窓の半分の足では、正直であるだけでは足りない。両側に正直な読みがあるからだ。
そして作業表全体が測られている基礎率は寛大であり、しかもこのレッスン自身の結論に都合よく寛大だ。十二すべてが定義されるのは22本目からで、22本目から60本目はこの系列のうちトレンドしている区間にあたる。テープが高く引けるのはその60.5パーセントで、最初の二十一本では42.9パーセント、五十九本全体では54.2パーセントである。十二を系列全体の54.2に対して測れば、九つがそれを上回り、五つは四ポイント以上上回る。それは誤った比較だ — 基礎率は、判定される当のものと同じ足から取らねばならない — が、窓の位置が見出しを助けたのではないかと疑う読者は正しく疑っている。正直な言い方はこうだ。十二すべてが存在する足の上では、十二のどれもテープに勝たない。
練習問題
- 自分の画面にいくつの意見があるかを数える。読み込んである指標を取り、それぞれが何であれば強気と呼ぶかを書き出し、直近六十本の各足についてプラスかマイナスかを記録する。そのうえで、全部が同じことを言っていない足を数える。その数が半分に近いなら、画面は何かを確証しているのではない。差し出しているのだ。十分。そして、それをどうすべきかを知るのに、このレッスンの残りは要らない。
- 遡り期間を指標から切り離す。自分の指標を三つ取り、それぞれを二つの遡り期間で走らせる。一つは一週間ほど、もう一つは一か月ほど。列は六つ。ここで一致を二通りに数える。同じ期間で指標をまたぐ場合と、同じ指標で期間をまたぐ場合だ。このレッスンの系列では91パーセントと76パーセントになる。あなたの手元でも似た数が出るなら、三つの指標は初めから分散ではなかった — 分散だったのは二つの期間のほうで、あなたが持っているのは六つではなく二つの意見だ。三十分。
- 各列を、その列自身の足の基礎率に突き合わせる。各構成について、それが強気を読んだ足を取り、次の終値が高かったかどうかを記録する。次に同じ窓のすべての足を取り、同じことを記録する。十二の率と一つの基礎率、そして唯一の問いは、十二のうちいくつがそれを上回るかである。一本先だけでなく五本先でもやること。答えが動くからだ。各列が二十五本ではなく百本の強気の足を持つまで続ける。それだけが、これが測定になる唯一の道だ。一晩。そしてそれは、どの指標が最良かという議論を、最良になれる中身がそもそもなかったと示すことで終わらせる。
出典。 Peter C. Wason「On the failure to eliminate hypotheses in a conceptual task」(Quarterly Journal of Experimental Psychology、1960年)。人は規則を、それに当てはまる事例を探すことで試すという最初の実証について。上の十二通りの構成が安上がりにしているのは、まさにその振る舞いだ。 Raymond S. Nickerson「Confirmation Bias: A Ubiquitous Phenomenon in Many Guises」(Review of General Psychology、1998年)。それがどこに現れるかの概観と、このレッスンが寄りかかっている、証拠を探すことと証拠を解釈することの区別について。 Halbert White、「A Reality Check for Data Snooping」(Econometrica、2000年)。ある勝率が唯一のものではなく十二のうちの最良である場合に何が起きるかについて。上の作業表のどの列であれ信じるには、その補正が先に要る。 Campbell R. Harvey, Yan Liu と Heqing Zhu「… and the Cross-Section of Expected Returns」(The Review of Financial Studies、2016年)。試した事柄の数を正直に数えたときの、その補正の大きさについて。
三つの指標を四つの遡り期間で走らせれば十二通りの構成になり、意見はおよそ二つ分で、食い違いは指標ではなく遡り期間をめぐる。同じ期間で系統が違えば、一致は91パーセントだ。十二すべてが定義される39本の足のうち20本で、一方が強気を、別の一方が弱気を読む。だから選ぶことは避けられず、チャート上のどの読みも、その選択を選択として印づけない。十二のどれも、自分自身の足の上でテープに勝たない。それがこのモジュールが指標について言うべき最後のことであり、そして残りを使えるものにしているのもそれだ。指標とは、計算できる遅れと、解いて求められる水準と、突き合わせて測れる基礎率を持つ一つのフィルターであり、その三つはどれも意見ではなく数である。レッスン53は単一のチャートを完全に離れ、そこにあるすべての約定の反対側に誰がいたのかを問う。
教育目的のみ。 トレードには重大な損失リスクが伴います。金融助言ではありません。過去の実績は将来の結果を保証するものではありません。
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