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ストップはどれくらい広く置くべきかと十人のトレーダーに聞けば、十の答えが返ってきて、測定はひとつも返ってきません。正確であるべきだから狭く。振り落とされないように広く。その中間のどこか、それが穏当に聞こえるから。
ストップの幅は測れます。そしてそれは、二つの別々のことを同時に決めています。ひとつは、見えてしまえば当たり前のこと。もうひとつが、この記事がある理由です。
ストップが実際に決めているもの
ポジションサイズをリスクから導いているなら、そしてそれが銘柄をまたいでサイズの決め方を一貫させる唯一の道ですが、サイズはリスクの予算をストップまでの距離で割ったものです。
この一行には、最後まで追われることのめったにない帰結があります。 ストップの幅が半分なら、ポジションは二倍です。 二倍のポジションは、入りでも出でも二倍の手数料を払います。リスクに晒している金額はまったく同じなのにです。
取ったリスクに対する割合で書けば、手数料は往復のコストをストップまでの距離で割ったものになります。
| ストップ | 手数料(リスクに対する割合) |
|---|---|
| 0.5 × ATR | 0.070 R |
| 1.0 × ATR | 0.035 R |
| 2.0 × ATR | 0.018 R |
| 3.0 × ATR | 0.012 R |
この行から行へ、トレードの質は何ひとつ変わっていません。変わったのは請求書だけです。
検証と、それに対照が要る理由
73銘柄にまたがる自分たちの4時間足のセットアップ5,990件を取り、ストップ幅と利確幅のあらゆる組み合わせに対して、一件ずつ48時間ぶん前に送りました。ストップと利確の両方に触れえた足は、負けとして数えています。
そのうえで、まったく同じ足の上で、ランダムな仕掛けを使って同じことをもう一度やりました。
この二つ目の格子こそが要点です。 これがなければ、その期間に相場が何をしたかが分かるだけです。これがあれば、自分の選別が何をしたかが分かります。ランダムな仕掛けも同じだけ稼いだ分は、はじめから自分のものではなかったからです。
私たちを欺いたはずの結果
盤面でいちばん見栄えのよいマスは、3 ATRのストップに1.5 ATRの利確で、手数料を引いて一トレードあたりプラス0.077 Rです。
対照なしで走らせれば、それは発見であり、助言はひとりでに書けます。ストップを広げよ、と。
同じマスで、ランダムな仕掛けはプラス0.075 Rを稼ぎました。
優位はプラス0.002 Rです。 その利益は選別ではありませんでした。とても大きなストップの上で手数料がゼロに近づいたというだけのことで、コイン投げも同じくらい簡単にそれを拾っています。
本当に私たちのものである結果
0.5 ATRのストップでは、同じセットアップの手取りはプラス0.019 Rで、はるかに見劣りします。
そのマスでのランダムな仕掛けは0.159 Rを失います。
その差は一トレードあたりプラス0.177 Rであり、利確を遠くするとプラス0.221 Rまで広がります。優位がいちばん大きいのは、手数料がいちばん重く、見出しの数字がいちばん小さい、まさにそこです。
格子のどこを見ても、この形は揺れません。0.5 ATRはプラス0.02からプラス0.22 Rの優位を持ちます。1 ATRはプラス0.03からプラス0.10。2 ATRは雑音の内側。3 ATRはまるでゼロです。
広いストップが優位を隠す理由
トレードに十分な余地を与えれば、ほとんどの場合、ストップより先に利確に届きます。勝率は上がり、一勝あたりの取り分は下がり、二つは打ち消し合います。結果はいつ入ったかに左右されなくなり、それはつまり、測ろうとしていた判断に左右されなくなるということです。
狭いストップは逆のことをします。仕掛けを効かせ、それによって自分の選別を記録に残します。同時にあなたを手数料の前に立たせます。そこが居心地の悪い半分です。 自分の優位を見せてくれる幅は、それを使うのにいちばん高くつく幅でもあります。
私たちが言っていないこと
ストップを広げよとは言っていません。それに報いるマスは、コイン投げにも同じだけ払います。
0.5 ATRまで狭めよとも言っていません。ストップは、その考えが崩れる水準の向こう側に置くものです。どんな格子もその水準を見ることはできませんし、表が気に入った数字だからと何もない空間に置かれたストップは、構造の後ろに置かれたより広いストップより悪いトレードです。
私たちが言っているのは、もっと狭いことです。 ストップはコストのレバーであり証拠のレバーであって、優位のレバーではありません。 まず、どこで考えが崩れるかで選んでください。そのうえで、それがいくら取っていくのか、自分の寄与をどれだけ見えるまま残しているのかを知ることです。
自分で試す
すでに信頼している仕掛けの集まりを、どれでも取ってください。決めた期間だけ、ストップ幅と利確幅の格子の上で前に送ります。そのあと同じ足でランダムな仕掛けを送り、引き算します。 格子ではなく、引き算のほうを公開してください。
インサンプル、期間はひとつ、格子は選んだもの、どちらとも取れる足は負けとして計上、手数料は一律の往復として置き、資金調達コストとslippageは入れていません。観察であって推奨ではありません。
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自社ツールに対する過去の測定を、事後に記述したものです。ここにあるものはいずれも推奨ではなく、将来の結果を示すものでもありません。